OIC 先輩達の内定報告

ITシステムエンジニアコース
鳥取県立鳥取東高等学校 出身
富山 雄太さん
情報処理IT系について

エンジニア

富士ソフト株式会社

会社概要

1970年創業の独立系ITソリューションベンダー。自動車や電子機器などの組込系ソフトウェア開発と、金融、製造、流通などにおける業務系システム構築の2本柱が主力事業。本社は横浜市。国内はもとより海外にも多くの拠点をもつ。東証一部上場。
https://www.fsi.co.jp

内定先についてお聞かせください。

創立50年というIT業界のなかでもとくに長い歴史を持っている、一部上場企業です。僕は多くの人に影響力を与えられるエンジニアを理想像としています。内定先は日々進化するこの業界において、AI、クラウド、ロボットなど様々な分野で先端を走ってきており、最新の技術で社会に大きな影響を及ぼしてきました。自分のエンジニア像を具現化するのにふさわしい企業だと思っています。内定式に出席すると、会場には600人もの同期であふれていました。このなかで勝負していくんだと、改めて気持ちを引き締めました。

就活はいかがでしたか。

内定先を受ける前、すでに内定を2社持っていました。しかし、まだやりたいことと違っていたので、妥協しないためにも内定をいったんゼロにして再考しました。そんなとき「この人はすごい」と思っているクラスメイトが富士ソフトを受けると聞き興味を持ちました。選考の始まりはインターンシップでした。インターンといっても事実上の説明会とグループワークという内容です。グループワークは、会社の魅力や強みを話し合って発表する課題でした。ITシステムエンジニアコースは社会人経験者もいて、日頃からいろんな人とコミュニケーションを図っているので、その経験が役立ちました。面接では自分がめざすエンジニア像や高校時代に友人とサイトを立ち上げ、月間1000人ほどの閲覧があったエピソードを交え「人に何かを提供したい気持ちが強い。モチベーションは十分です」とアピールしました。

OICで印象に残っている点は何ですか。

高校時代にサイトをつくるくらいですから、ITに興味はあったのですが、知識的には初心者に近い状態で入学しました。それでも基本情報技術者試験に1回目で合格したときは、知識が身についている手応えを感じました。基本情報技術者試験の対策講座で苦手ポイントをみつけて克服でき、さらに先生が重要なポイントを解説してくださったことが合格の要因だと思います。ITシステムエンジニアコースは3年間の内容を2年間に凝縮したカリキュラムになっているので、授業内容は濃くなります。難しい科目もありましたが、先生は全部教えるのではなく、要所だけを伝えて学生に考えさせる関わり方をしてくださり、そのおかげで力を伸ばせました。今は集大成の「システム開発演習」でリーダーを務めています。実際にシステムを開発するうえでのリーダーは貴重な経験。技術だけでなく人間的にも成長しなければ、いいエンジニアにはなれません。人による進度の違いを踏まえ、スケジュール設定や業務の割り振りを行うことを通じて、人を観察する力を養いたいと考えています。

受験生の皆さんへのメッセージ

大学浪人から方向転換してOICへ入学しました。大学に落ちたときは絶望していましたが、勉強を続ける方法は一つではありません。僕はOICという新しい入口を見つけたから道が開けました。ITシステムエンジニアコースには、僕と同じように方向転換して学ぶ人が多くいます。年上の方もいて、人生経験においてもいい環境だと思います。

ページの先頭へ