OIC 先輩達の内定報告

ネットワークセキュリティ専攻
大阪府立柴島高等学校 出身
山藤 悠花さん
情報処理IT系について

プログラマー

ヱビス株式会社

会社概要

Web・iOS・Android・Windowsアプリケーションの開発ほか、自社クラウドサービスなどを展開。IoT、LINE BOT、AI、VR、MRなど最先端技術への取り組みに特色がある。経営理念は「ITで世の中を明るくする」。本社は大阪市。
https://ebisuinc.jp

内定先についてお聞かせください。

おもにWebアプリの開発を手がけています。個性的な開発に取り組んでいて、独特のものづくり観を持っている会社です。仕事のスタンスもユニークで、制作側が楽しまなければよいものはできないという考えのもと、依頼を受ける際にはつくる側のやりたいことも尊重してもらう方針だそうです。その結果よいものができれば、つくる側も楽しめたうえでクライアントの利益にもなります。そのように開発側と依頼側のWIN-WINの関係をめざした経営をされています。私としても、会社がつくりたいものを後押ししてくれる環境を活かして仕事をしていきたいと思います。

就活はいかがでしたか。

メディアフロンティア(学生作品展)で私の作品に関心を向けてくださったのが内定先です。発想がいいということで、先生を通じて入社のお誘いをいただきました。メディアフロンティアでは何とか企業の方の目に留まるよう、就活の意識を持って出展したので、いい結果になりました。それでも一般的な就活も行い、並行して内定先も受ける形をとりました。内定先の選考過程は、まず個人用の会社説明会を開いてくださり、その後筆記や面接など。キャリアブートキャンプ(就職対策の合宿)でしっかりと面接練習をしていたので、その成果を発揮することができました。内定先には入社前にアルバイトに行く予定です。新規プロジェクトを進めるので、その仕事に入ってほしいと言われています。早く戦力になれるよう、アルバイトでしっかり勉強させていただきます。

OICで印象に残っている点は何ですか。

オープンキャンパススタッフや授業のスチューデントアシスタントなど、いろんな学内活動に携わったことです。オープンキャンパスでは自分から積極的に話しかけることや、高校生から保護者の方まで多彩な年齢層への対応を学びました。堅すぎると距離ができるし、柔らかすぎると失礼。一番いい距離感で接偶できるように自分で工夫していました。高校時代は自分から人に働きかけることができず、人前では喋れない人間でした。OICでの諸活動で人間的にも成長させてもらったと感謝しています。あと印象に残るのがインターンシップです。私には地方都市への憧れがあって、それを担任の先生に軽く話したら、山陰地方に卒業生の勤務する会社があり、インターンへの参加を勧めてくださいました。豊かな自然が身近にある環境と最新のITというギャップを楽しめた貴重な経験でした。就職には直接結びつきませんでしたが、IT業界の事情や自分の知識レベルがわかり、とても勉強になりました。地方都市の件は、独り言のようにつぶやいただけなのに、インターンの段取りまでつけてくれました。OICの先生らしいというほかありません。

受験生の皆さんへのメッセージ

OICでとくによかったのは友達関係です。ITだけではなくゲームやデザインなどの学生とも接点が多く、他分野の話を聞くことでアイデアの元や刺激をもらうことができました。でも何もしなかったら、クラス内の世界に収まっていたでしょう。オープンキャンパススタッフ、スチューデントアシスタント、フレッシャーズキャンプのスタッフなどを務めたことで、世界を広げていけたし、コミュニケーション力も高められました。OICに入ったら、ぜひいろんな分野の人とかかわってほしいと思います。

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