第13回全国専門学校ゲームコンペティション アイデア部門で準グランプリを受賞しました!

 一般社団法人全国専門学校情報教育協会主催の「第13回全国専門学校ゲームコンペティション アイデア部門」にて、本校のゲームプランナー専攻4年 太田 蒼助さん(当時3年)が準グランプリを受賞されました。
全国専門学校ゲームコンペティションは専門学校生を対象に毎年開催されるコンテストで、第13回の今回は全国の専門学校から154作品の応募がありました。
厳しい審査の中、本校の学生の2作品(「PLUGIN(プラグイン)」「ロボコミ」)が準グランプリに受賞されました。おめでとうございます!

どんなゲームを企画しましたか?

【PLUGIN(プラグイン)】
 PLUGIN(プラグイン)はコンセントをコンセプトにしたゲームです。
フィールドに出現する敵がコンセントの形をしており、プレイヤー(自身)のプラグを敵に刺すことで相手をぶん投げたり、電気を吸収することができます。
【ロボコミ】
 ロボコミは人工知能をテーマとした、会話を楽しむゲームです。
プレイヤー(自身)ができることは少ないですが、代わりに相棒(AI)にお願いすることで実現できます。
しかし抽象的な言葉で伝えてしまうと、意図とは反する結果になることもあるので、時には粘り強くお願いしながら進めていきます。

【PLUGIN(プラグイン)】

【ロボコミ】

なぜその企画を思いついたのか?

【PLUGIN(プラグイン)】
 2年生の時に「刺す」という要素のゲームを何作品か企画したことがあり、その当時から「刺す」という要素が面白いと感じておりました。
例えば有名なゲームでいえば「黒ひげ危機一発」、シンプルですが「刺す」というアクションによって何か展開できる要素は無いか?と考えたのがきっかけです。
【ロボコミ】
 AIで画像生成を行っていた際、「こういう意図じゃないのに、、、」という経験が何度かあり、
「意図と異なるものができた」というのを面白くできないか、と着目したのがきっかけです。
 

【PLUGIN(プラグイン)】

【ロボコミ】

苦労した点は? 

【PLUGIN(プラグイン)】
 アセットを使わずに一からモデルを制作した点が苦労しました。
PLUGIN(プラグイン)が初めての3DCG作品でしたので、まずは自力で作ってみようと思い、あえてアセットは使用しませんでした。
※アセット…3Dコンピュータグラフィックス(3DCG)作品を制作する際に使用される、モデルデータ、テクスチャ、マテリアル、アニメーション、音声などの素材一式のこと
【ロボコミ】
 構成自体はイメージできていたのですが、3Dを使う経験が少なかったので、配置やカメラワーク等、どうすれば伝わるか?の部分に苦労しました。
また、ロボコミではアセットを使用し、素材一式が既に提供されていた状態だったのですが、
どの素材を元に作っていけばいいのか考える必要があり、その点も苦労しました。

【PLUGIN(プラグイン)】

【ロボコミ】

楽しかった・嬉しかった点は?

【PLUGIN(プラグイン)】
 自分が一から作成したものが動いているのを見た時です。
このようにすればこういった動きをするんだ、というのを肌で感じることができたので非常に勉強になりました。
【ロボコミ】
 アセットを適切に使用する技術が身についたことです。
素材を一から作る技術も大事ですが、ある程度完成されているものを使う技術も大事だと思います。
3DCG技術を学ぶことで、表現の幅が広がりました。

【PLUGIN(プラグイン)】

【ロボコミ】

最後に一言!

 他のプランナーとは異なる強みを作っていく、その一つとして今回私は「3DCG」技術を学ぼうと思い、コンテストに応募しました。
プランナーとして大成していく上で、ゲームに関わるあらゆる事を知っておいて損はないので、自分の得意分野をたくさん見つけることをオススメします!

入賞おめでとうございます!!