【コンテスト】「ペラチャレ2023」 企業賞を受賞!

  GAIRA(中部ゲーム産学協議会)が主催する「GAIRAペライチ・チャレンジ2023」(通称ペラチャレ)において、ゲームプランナー専攻3年、岸凌永さんの企画「パニックバルーン」と、ゲームプランナー専攻2年、太田蒼助さんの企画「勇者I」が企業賞を受賞しました。
「ペラチャレ」こと、GAIRAペライチ・チャレンジは、ペラ1枚の企画書で競う、ゲーム企画のコンテストです。
2016年に「中部クリエイティブ業界フェスタ」内のイベントとして始まり、
以後、さまざまなイベントと連動して開催を続けてきました。
一昨年度から全国からの応募をつのることで、応募総数300作品以上の大規模なコンテストに成長しております。

どんなゲームを企画しましたか?

 【岸凌永さん】
 今回の企画書「パニックバルーン」は風船が主人公のレースゲームです。
ボタンを押して空気を溜める、離したら空気が抜けて風船が飛んでいく、様々な風船同士がぶつかる中で、どのタイミングで空気を入れ直すかを考えながら1位を目指すゲームです。
今回のテーマである「かいほう」を「解放」と解釈し、風船を解き放つレースゲームとして企画しました。

 【太田蒼助さん】
 今回の企画書「勇者I」はUIが武器となる2Dアクションゲームです。
例えば画面上に表示されているHPバーを武器として活用すると、そのHPバーは封印され、敵の攻撃に一回当たるだけでゲームオーバーになってしまう、といった仕様も組み込まれています。
UIが時には武器に、時には防具に変わる(解放される)ゲームとして企画しました。

岸凌永さん:「パニックバルーン」

太田蒼助さん:「勇者I」

応募したきっかけは?

 【岸凌永さん】
 去年も入賞したので、今年も入賞したいという気持ちが大きかったことが応募のきっかけです。
一度受かったコンテストにもう一度入賞するという実績はなかなか妙案ではないのか?と思いました。
また、2年連続入賞という実績も作りたく、応募しました。
 【太田蒼助さん】
 1年時にも応募したのですが、そこで入賞できなかった悔しさがありました。
また、作品の実績を残したい、という気持ちもあり今回応募しました。

頑張った・苦労した・楽しかった点は?

 【岸凌永さん】
 絵の見た目、キャラクターの見た目、カラーリング、構成全てをペラ1枚に収めることを頑張りました。
作成し始めの頃は、「かいほう」とは?をどう自分なりに解釈すればいいのかが難しく、どういう方向性のゲームにするのか、を考えることが一番苦労しましたが、仕様が決まってから絵に仕立て上げる工程はスムーズに進み、それが一番楽しかったです。
 【太田蒼助さん】
 いらすとやといったフリー素材を一切使用せず、自分で一から素材を作るところが一番頑張った点でもあり、苦労した点でもあります。
UIを使ったゲームの仕様やアイデアを考える時が一番楽しかったのですが、UIデザインを考えることには苦戦しました。

先生からはどんなアドバスを受けましたか?

 【岸凌永さん】
 今回入賞した「パニックバルーン」を思いつく前に、4-5つ程案を考えておりましたが、自身としても納得のいく作品ではなく、迷走状態でした。
そのような状態の中、担任の先生から「シンプルな作品の方が岸さんらしい」とアドバイスを頂き、そこで改めて「シンプルに」をテーマに考え直し、自分らしさが出る作品を作ることができました。
 【太田蒼助さん】
 実は今回先生からのアドバイスは一切ありませんでした。
先生の添削があれば良い作品は作れるが、先生の力を借りてしまうことになります。
今回のコンテストを通して、自分の力のみで入賞したい、自分の力を知りたい、といった気持ちが強かったので、誰のアドバイスも無しで最後までやり遂げました。

最後に一言!

 【岸凌永さん】
 「OICと言えばペライチチャレンジ!」と言われるくらい、毎年入賞するような実績をOICが作っていけたらいいな、と思います。
 【太田蒼助さん】
 次はメディアフロンティアで優秀賞を取れるように頑張ります!

岸凌永さん

太田蒼助さん