OIC Career Boot Camp 2022~自分への気づきと面接力を仲間と高める~

 12月5日(土)12日(土)に、次年度就職活動予定の学生を対象にした就職スタートアップ行事「OIC Career Boot Camp 2022」を実施しました。 この行事は、OIC恒例行事として、就職前年度の学生全員を対象に毎年開催しています。例年は、学外施設にて1泊2日の合宿として実施していますが、今年度は学内での日帰り形式に短縮し、2日程に分散することで密を避ける形としました。また、マスク・フェイスシールドの着用や室内換気等、新型コロナウイルス感染予防を徹底した上での実施となりました。

 

 2日間で計267名の学生が参加し、就職・キャリア支援のプロ講師13名、模擬面接の面接官をしていただく採用人事などでご活躍中の38名の皆様にご協力頂きました。1日と時間が限られた中ではありましたが、「この行事を通じて自分への気づきと面接力を仲間と高める」という目標を掲げ、これから本格的に始まる就職活動に向け、充実した行事となりました。

午前 グループ演習

 午前のグループ演習では、10の分科会に分かれ、参加者は普段のクラスとは異なる学年も分野も様々なメンバーと共にワークを行いました。ワークでは自己紹介から始まり、自身の長所や短所を考えたり、相手の印象をお互いに伝え合ったりと、自己分析・自己開示・他者理解といった内容に取り組みました。初めは緊張でなかなか発言ができなかった学生も、ワークが進んでいくうちにだんだんと仲間と打ち解け、積極的に参加をすることができました。また、講師と仲間のサポートによって今まで気づかなかった自分の長所に気づくことができ、午後の模擬面接に向け、前向きに臨むことができました。

午後 模擬面接

 午後には、実際の新卒採用面接を想定した模擬面接を行いました。企業で人事を担当されている方や、就職支援などの分野で活躍している方々を面接官としてお招きし、 事前に準備してきた履歴書やJob Image Sheetをもとに、キャリアデザインの授業で学んだことも活かして取り組むことができました。 参加者は、今までの学生生活を振り返りながら、相手に伝わるよう精一杯言葉にしながらも、緊張と焦りで上手く表現ができずに苦労する学生も多くいました。 しかし、1回の面接が終了するごとに伝えられる、面接官やオブザーブ学生からのフィードバックをもとに、少しずつ自分の思いを話せるようになっていきました。

振り返り・閉会式

 プログラムを終え、1日の振り返りを行いました。初めに抱いていた不安と緊張もこの頃にはすっかり消え、リラックスした状態で1日を通して感じた気づきや学びを仲間と共有しました。

 閉会式は分科会ごとに行いました。担当教員より、「この行事を通じて自分への気づきと面接力を仲間と高める」という目標に対し、再度学生たちに気づきを促し、今後の就職活動に向けた心がまえなどについて伝えました

参加した学生の感想

・プログラムをすすめていくうちに、今までとは違った自分というものを発見することができて良かった。

・一日を通して全て自分の力になったと思う。最初の気持ちよりも前向きになった。

・最初は緊張で言葉が詰まってしまうこともあったが、メンバーと打ち解けてからはグループ演習や模擬面接もスムーズにできてとても有意義な時間になった。

・ワークや面接を通して、自分が褒められた部分は伸ばしていき、足りない部分については修正してこれからの準備に備えていきたい。

・自分ではできているつもりでも、他者からの視点ではできていなかったり、練習不足な面があったり、これからの改善点を発見できてよかった。本番で悔いの残らないように自分をアピールできる練習を積み重ね、就職に向けて頑張りたい。

 

CBCに参加した皆さん、1日を通して得た気づきや学びを活かし、社会に出る準備に向き合っていきましょう!就職活動の準備を進める中で不安に感じることもあるでしょう。そんな時は一人で抱え込まず、先生やキャリア支援課、周りの仲間を頼ってください。学校全体で皆さんを精一杯サポートしていきます。

最後に、「OIC Career Boot Camp 2022」の実施にあたり、ご協力頂きました全ての関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。