OIC 先輩達の内定報告

CGクリエイター専攻
大阪府立咲洲高等学校 出身
早﨑 真生さん
CG・映像・アニメーション系について

映像クリエイター

株式会社平田映像製作所

会社概要

関西中心にミュージックビデオやライブ、イベント、VP、CMなどの映像制作を手がける会社。本社は大阪市。

内定先についてお聞かせください。

音楽分野に強く、ミュージックビデオやライブ映像などを制作している大阪の会社です。私の好きな声優さんのライブ映像もつくっていることを知り、ぜひ入りたいと応募しました。小規模な会社ですが、それも私にとっては魅力でした。大きな会社の場合どうしてもトップとの距離ができてしまいますが、内定先では社長と近いポジションで仕事ができます。社長から直接学び、いずれはクリエイター同士で高め合える関係を築きたいと思います。音楽映像に携わるのは私の夢でした。それが叶った就活になりました。

就活はいかがでしたか。

どうしても音楽という希望を貫きました。最初は業界の中心地である東京の企業を探しましたが、なかなかうまく行かず、時期的にギリギリになってきたとき、先生から大阪にも目を向けてみることを助言され、見つかったのが内定先でした。さっそく面接に出向きました。内定の決め手になったのが、CGの技術があることでした。内定先ではこれまでCGを扱ってこなかったのですが、今後取り入れる構想があり、人材がいないということで「CGと映像の編集が両方できるなら採用したい」と、その場で決めていただきました。さらに社長からは「いろんな仕事をしてもらいます」と説明を受けました。編集、撮影、現場での誘導など、一つの担当だけでないという仕事内容です。これはとてもありがたいことで、幅広い業務を実践で覚えられるうえ、現場ではアーティストさんと近い位置で仕事ができます。エンドロールに名前を載せてもらえるというお話も聞きました。

OICで印象に残っている点は何ですか。

まず就職に直結したCGを学べたことです。撮影や編集は独学でも深められますが、CGは専門的な環境のもと先生の指導を受けなければ身につきません。その基礎になったのがデッサンです。デッサンは高校時代に経験していたのですが、OICではより高度な技術を習得でき、そこで培った立体感覚がCGに反映されていきました。あとは作品の評価を受ける機会が多かったのも印象に残っています。1年生のときの課題で「2017 MADE IN OSAKA CM AWARDS※」というCMのコンペに参加し、「学生部門 最優秀賞」を受賞。本当に思いがけないことでした。他校からも多くの学生が応募したなかでの最優秀だったので、受賞はその後の学生生活における大きなモチベーションになりました。さらにグループ制作で取り組んだ作品がメディアフロンティア(学生作品展)でもグランプリを受賞するなど、頑張れば成果が出るという手応えのある学校でしたね。また、グループ制作では、皆の意見を調整して一つにできたとき、よりいい作品が生まれることを学びました。賞以上の成果だったかもしれません。
※現 HaHaHa Osaka Creativity Awards

受験生の皆さんへのメッセージ

OICに入ったら先生とのかかわりを大事にしてください。やりたいことがあれば、授業以外でもすぐに実践する。そこで先生に何でも相談する。これの繰り返しが、成長につながります。先生に頼らないが一番もったいないことです。OICの先生方は、何でも気さくに相談に乗ってくださいますよ。

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