OIC 先輩達の内定報告

CGアニメーションコース
ロシア 出身
サガコヴァ・アレキサンドラさん
CG・映像・アニメーション系について

CGデザイナー

株式会社アエックス

会社概要

CGアニメやテレビCM、映画のVFXなど幅広く手掛ける制作会社。オリジナルコンテンツの企画・制作も行う。モーションキャプチャースタジオを備えるなど制作環境も充実。本社は大阪市。
http://www.aexinc.co.jp

留学先にOICを選んだ理由をお聞かせください。

日本でアニメ関連の企業に就職したいと思ったからです。アニメ業界をめざすようになったのは高校時代。ロシアで日本のアニメを観て興味を持ったのがきっかけです。モスクワの映画大学に進学したのですが、日本で学びたいと考え、中退して日本語学校に入りました。日本語学校が京都と大阪だったこともあり、関西が大好きに。そこで、大阪で就職するためにOICを選びました。OICは就職実績もそうですが、学費の安さも魅力でした。

就活のようすを教えてください。

内定先は先生の紹介です。私の場合、日本人学生の就活とは少し状況が違っていて、先生同伴のもと社長にポートフォリオをお見せするという形式でした。2年制コースですので作品は2D主体ですが、3Dも少しつくっていました。3Dを専門的に学ぶ期間が短いにもかかわらず「傾向がいい」「伸びしろがありそう」と評価していただきました。今はモデリングを中心に勉強していますが、今後はエフェクトやアニメーションなど、様々な仕事にチャレンジしていきたい。スペシャリストよりもゼネラリストをめざしたい。社長にそうお伝えしたところ「そんな人を求めています」とも言ってもらいました。OICで学び、日本のアニメ業界に就職するという高校時代からの夢が叶いました。当時は夢見る少女と言われていたのですが、もう私も30歳代(笑)。今後頑張っていい作品をつくっていきます。自分の思い描く世界観を映像でつくり、その結果多くの人に喜んでもらえたら嬉しいですね。

印象に残って授業は何ですか。

学生にまずは幅広い体験をさせて、そこから興味あることを主体的に選ばせて、自分で成長していくのがOICの方式。このような学生にきっかけを与えるシステムは魅力的だと思います。先生の教え方はやさしく、ていねいでした。ブラッシュアップのためのアドバイスとしては、形とバランスについて言われることが多かったですね。そして、その根本にあるのは「ものを見る力」だと。観察力を養うためにはデッサンが重要で、OICはその指導も充実していました。普段の授業にもデッサンは組み込まれていますが、夏期講習にも参加して練習に取り組んでいました。日本人学生と分け隔てなく学べたこともOICの良さだと思います。皆、留学生とも仲良く接してくれるし、グループ制作が多いので交流も深まりました。

受験生の皆さんへのメッセージ

留学生向けのお話になりますが、まず日本語力をできるだけ高めて入ってきてほしいと思います。日本語力が不足していると授業についていくのがキツくなります。あとは何より自分のやりたいことをしっかり把握しておく必要があります。日本での授業に慣れるには少し時間がかかるかもしれませんが、乗り切ってほしいですね。OICは先生が親切。不安なときは先生を頼って、何でも相談してください。

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