OIC 先輩達の内定報告

ゲームデザイナー専攻
大阪府立貝塚高等学校 出身
太田 吉則さん
ゲーム系について

2Dデザイナー

株式会社エボルブ

会社概要

スマートフォンゲームアプリの受託開発を行う。企画から開発・サーバー構築・デザイン・リリース作業・運営までワンストップでサービスできるリソースをそろえている。本社は大阪市。
http://evolve.ne.jp

内定先についてお聞かせください。

先生の勧めで、ViViViT(ビビビット)というデザイン業界の就職サイトに作品を掲載して、連絡をいただいたのが内定先でした。職種は2Dデザイナー。OICでは3Dも学んでいましたが、イラストを描くことが好きで2Dを仕事にしたいと思っていました。内定先は2Dアニメーションに関しては有名な会社です。会社の得意分野を担わせていただくことをやりがいに、頑張っていきます。今は入社に向けて、会社で使用するソフトの使用法を勉強中。とにかくガムシャラに勉強して、様々なタイトルに携わりたいし、作品をユーザーから褒めてもらえるようになりたいと思います。

就活のようすを教えてください。

おもに作品選考と面接でした。面接では2Dアニメーションソフトの使い方についてや、こだわりのポイントなどを尋ねられました。自己PRには、勉強以外の要素もあったほうが自分を理解してもらえると考え、高校時代から5年間続けてきたアルバイトのことを話しました。職場でアルバイトリーダーを任されるようになり、目上の人を動かしながら効率性の実現に努めた経験を伝えました。就活用のポーフォリオは先生のアドバイスと添削で、クオリティーを高めていきました。自分の中でつくるのは簡単だけど、ここでは他者の目を意識することが大切です。書体やレイアウトを工夫し、見やすさにこだわってつくり込みました。そこから、もう少し作品を見てみたいという要望をいただき、個別の課題に取り組みました。これは僕だけに課された選考です。1カ月間かけて2D作品に取り組み、途中に会社訪問や中間報告もして、提出後に内定をいただきました。

印象に残っている授業は何ですか。

やはり好きな絵を描く授業です。まずデッサンをきちんと学んでおいてよかったと思っています。やはりデザインの基本中の基本ですから。OICでは普段の授業に加えて、夏休みに無料講座を開講するなど、デッサンには力を入れて教えてくれます。高校まではほとんど未経験でしたが、練習を重ねるうちに光の当たり具合を考えて描けるようになったり、背景を把握できるようになったりしてきました。2年と3年に受講したイラストの授業もすごく勉強になりました。プロのイラストレーターの方が講師に務め、現在トレンドになっているイラストのタッチから、イラストレーターの営業法まで幅広く教えてもらいました。もちろん、ゲームづくりもしっかり勉強しています。プログラマーと一緒にゲーム開発を行う演習は一番役立っています。実践ベースでこの作業にどのくらい時間がかかるのか。その感覚を把握できるように、現在も取り組んでいるところです。

受験生の皆さんへのメッセージ

OICでよかった点は、いい仲間と出会えたこと。今の自分があるのは、先生やクラスの皆の支えがあったおかげだと感謝しています。それぞれの学生に得意分野があり、僕はデザイナーなので、プログラマーとは価値観がまったく違います。違う考えに触れることは刺激にもなるし、社会に出れば異なる視点の人と一緒に仕事をすることになりますので、いわば業界の疑似体験ができる学校ではないでしょうか。

ページの先頭へ