OIC 先輩達の内定報告

ゲームデザイナー専攻
和歌山県立和歌山北高等学校 出身
島本 晟也さん
ゲーム系について

CGデザイナー

株式会社カプコン

会社概要

数々の人気タイトルを手掛け、主にアーケードゲーム、コンシューマーゲームの開発・販売を行う日本を代表するゲームメーカー。本社は大阪市。
http://www.capcom.co.jp

内定先についてお聞かせください。

OICから毎年内定者が出ているのですが、自分としてもカプコンは絶対に受けようと決めていた会社です。だから就活のためのポートフォリオも、カプコンを意識して仕上げていきました。内定の職種はデザイナー。2Dの絵を描く仕事で、おそらく背景画での採用だと思います。やりたかった仕事です。得意なのはファンタジーの世界観。ありきたりなものではなく、独創性のある作品をつくりたいと意気込んでいます。

就活のようすを教えてください。

ポートフォリオ選考から1次面接の間に作品数を増やし、さらに2次面接までの1週間を使って再び作品を上積みました。手の速さを評価していただけたようで、「この作品にはどのくらいの時間をかけたのか」と興味を持って質問してもらいました。そこはアピールしたかった点です。OICに入ってから、ずっと絵を描いているのが日常でしたから、選考期間中も次の面接まで何もしないということはありませんした。内定後の今も描き続けています。入社後の希望は、将来管理職になったとしても、いつまでの現場で好きな絵を描いていること。これは面接でもお話ししました。

印象に残った授業は何ですか。

グループ制作が印象に残っています。2Dの作業はすべて自分が担当し、背景、キャラクターデザインなどを行いました。皆でイメージを共有するところから始めて、少しずつ形になっていく。自分たちがつくったゲームが動いたときは、ちょっと感激しましたね。あとはひたすら絵を描く学校生活でした。放課後に残って自主制作をするなど、トータルの作品数は把握できないほどです。

受験生の皆さんへのメッセージ

ゲーム業界をめざすにあたって大切なのは、作品制作に没頭する時間を多くつくることです。授業外でも取り組まなければ追いつきません。あとは好きな分野をやり通すことをお勧めします。僕は一貫して好きな2Dを追求してきました。ゲーム業界への就職を考えると、3Dのほうが有利になることは知っていましたが、興味がなければ仕事として末永く続けられないと思ってやり通しました。2Dにこだわってきて、本当によかったと思います。

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