OIC 先輩達の内定報告

グラフィックデザインコース
奈良県立五條高等学校 出身
岡田 慧悟さん
デザイン・Web系について

グラフィックデザイナー

株式会社モリシタ

会社概要

高度な加工技術で、印刷、ウェルダー加工、ビニール・プラスチック製品加工製品などを手がける。販促ノベルティグッズやパッケージ製品、オリジナルグッズなどのグッズ制作も行う。本社は東大阪市。
https://e-morishita.jp

内定先についてお聞かせください。

多彩な事業に取り組んでいますが、会社見学の際に見たのは、箔押し加工が施されている手帳です。人の手汗がついても剥がれないように加工されているとのことでした。会社に足を運んで感じたのは、他社にはない高い加工技術を使って、新しい製品を生み出していこうとする企業姿勢。とても魅力を感じました。内定先は分野でいえば製造業にあたります。OICではグラフィックデザインを学んできましたが、ものづくりという点では共通です。まだ配属先はかわりませんが、自分の生み出したものが製品となり、それをほしいと思う人がいれば嬉しいし、売れるものづくりに携わっていきたいと思います。

就活のようすを教えてください。

内定先は学校求人でした。まずは会社見学にうかがい、ビルダー加工などの特殊な技術を見て感激し、このような高い技術を誇る会社ならぜひ働きたいと思いました。ただ見学するだけでなく、気になったことは積極的に質問するよう心掛けました。社長面接もあり、社長は「今後は若者のニーズに合った製品を開発していきたい。だから若い力がほしい」といわれていました。一方的に質問される面接ではなく、「聞きにくいことでも何でも質問してください」と促していただき、こちらも質問する双方向の面接でした。僕は個人的にバンド活動をしていて、そこでラバーバンドやCDジャケットなどの物販のデザインも提供していました。つまり、ものづくりです。社業とも重なる部分があったので、図らずもバンド活動もアピール材料になりました。内定後のフィードバックでは、見学のときに作業工程に関する質問をしたりメモをとったり、会社に興味を持っていたことを評価するコメントをいただきました。

印象に残っている授業は何ですか。

今はパソコンを使うデザインが不可欠なので、IT系のOICを選びました。その点は期待通りで、入学時からグラフィックソフトの扱いを非常によく指導してくださり、パソコンには強くなれました。クラスの雰囲気もよく、皆でよく笑いながら作業に取り組んでいました。先生もやさしく、どんな質問でもできる空気感がありました。その場で質問すれば、すぐに知識が入ってくるので日々成長できます。デッサンも印象に残っています。毎日描いては友達と見せ合うことの繰り返しで上達していきました。デッサンは会社で役立つ技術になるはずです。営業職でもデザイン職でも、製品づくりの打ち合わせにはラフを描く必要が生じます。その場で、サッとかたちにすれば、信頼につながるでしょう。

受験生の皆さんへのメッセージ

アナログで絵を描く技能と、パソコンでデザインをすることの両方に強くなれるのがOICの特色だと思います。それと友達ができやすい雰囲気があるのもこの学校のよさ。同じ目標を持つ仲間と楽しく学べる環境があると、学習意欲もいっそう高まります。

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