OIC 先輩達の内定報告

グラフィックデザインコース
奈良県立奈良情報商業高等学校 出身
桐山 直也さん
デザイン・Web系について

デザインプロデューサー

株式会社エイル

会社概要

宣伝・広告事業、ロケーションプロデュース事業、デザインプロデュース事業、マーチャンダイジング&ライセンス事業の4事業を運営。経済産業省および日本健康会議より「健康経営優良法人2019(中小規模法人部門)」に認定されるなど特色ある経営を展開している。本社は大阪市。
http://www.ale-inc.jp

内定先についてお聞かせください。

内定先はODCC(大阪デジタルコンテンツビジネス創出協議会)の模擬面接会で知った会社です。業界の方々が学生向けに開催してくれる模擬面接で、先生から参加するように指示されました。たまたま先生の割り振りで内定先のブースに座ったのですが、社長がデザインや設計に対する独特の視点を持っておられたのが印象的でした。その後アルバイトのお誘いを受け、看板制作や商業施設で流す映像制作などに付随する業務を手伝わせていただきました。入社後はデザインプロデュース事業でデザイナーとして勤務します。

就活はいかがでしたか。

この分野はポートフォリオをストックしていかないと就活に入れないわけですが、1年の前半はあまり作品ができませんでした。そんなときプロのデザイナーが来校し作品を講評してくださる機会があり、作品数の不足を指摘され、それから授業の課題以外でも取り組むようになりました。意識したのは学生作品で終わらないこと。授業の課題でも提出物をつくるのではなく、実際に使われるときにどんな見え方をするかまでイメージするように心掛けていました。そうして制作したポートフォリオを模擬面接の際に持ち込みました。工夫が見えた部分は評価いただいたのですが、厳しいご指摘も。僕のプレゼンテーションにメリハリがなく、一つひとつ説明するのではなくポイントを絞り込む大切さを教えてもらいました。面接対策も履歴書作成もしていたのですが、結局それはいい意味で不要になりました。アルバイトを通じて内定をいただいたからです。アルバイトは今も継続しています。現場で様々なタイプのデザインを見て勉強しているところです。

OICで印象に残っている点は何ですか。

OICのオープンキャンパスでIllustratorを使う体験をして、楽しそうだと感じこのコースに入りました。入学してみて、やはり作品をつくる授業は楽しかったです。恵まれていたと思うのはOICの指導体制。高校のときのように、先生が一人ひとり向き合って教えてくださるので、わからないことでも最低限はできるように引き上げてもらえます。また、クラス全体で学ぶことも効果的でした。先生は皆の前で全員の作品を講評しますので、他者の作品に触れることで視野が広がりました。学生同士の教え合いも盛んでした。自分としてはいいと思ってつくった作品でも、そこに自分にない考え方をもらうことは勉強になります。クラスには入学時からすごくデザイン力のある学生もいましたが、ゼロからスタートした自分がこの短期間で専門職として就職できました。先生には感謝しています。

受験生の皆さんへのメッセージ

OICへ入学したら皆で学ぶことを大切にしてください。もちろん個人的に自主制作に取り組む時間も必要ですが、学校では仲間と一緒に進めていくことでいい作品になっていきます。先生や仲間からもらう視点で、デザインに対する考え方も変わってくる。OICは仲間の力を借りることで成長できる学校です。

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