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OICではカプコン、セガトイズ、バンダイナムコゲームスなど第一線で活躍するプロをはじめ、企業のトップや開発責任者を招き、プロゼミを実施。業界の最 新情報や職種別の仕事内容、学生時代に学んでおくべきことなどをアドバイス。また業界でプロになるための心構え、通常では聞くことのできない制作秘話や裏 話など貴重な話を聞く機会を提供しています。

鍋氏はハリウッドVFXにおける日本人映像ジャーナリストの第1人者。
ご自身が所属するハリウッドの大手VFX制作スタジオ「デジタル・ドメイン(DigitalDomain)」で、ご本人も制作に関わられた「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「スピードレーサー」の貴重な映像の上映や制作秘話を写真やエピソードを交えてリアルに紹介していただきました。
そして「今後のCG業界をどのように考えておられますか?」という質問に、「日本のCG業界は明るい!」と心強いメッセージが。「日本には技術を持った人がいるし、実際ハリウッドでも活躍している人が結構いる。また、あまり知られていないかもしれないが日本のCMや映画は海外で評価されている」と、これから勉強していく学生にとって心強いメッセージをいただきました。

講師は「北斗の拳」「ちびまるこちゃん」などの撮影を手掛けた撮影監督の麓氏。実際に作品を上映しながら、普段なにげなく見ているアニメがどのように作られているのか、アナログからデジタル技術への変化などもまじえ、興味深くお話ししていただきました。

IT企業を経営する平鍋健児氏を招いての講演では「ソフトウェア開発に役立つビジュアル思考」についてお話いただきました。内容はIT業界に携わる人にとっていかにヒューマンスキル=コミュニケーション能力(会話理解力)が大切か!?思考時に役立つマインドマップの利用法、UMLを活用したソフトウェアの開発方法等多彩。OIC生たちもIT業界で活躍する平鍋氏の話を熱心に聞きながらペンを走らせていました。

田邊豊寿氏は(株)カプコン第7開発部のチーフプランナー。カプコンに入社する前はSNKであのキングオブファイターズの開発にチーフプランナーとして参加。シリーズ5作目までのプランニングを担当した。講演はキングオブファイターズ第1作から第5作までの開発の軌跡について詳しく、ときに裏話などを交えて進んだ。開発現場の第一線で活躍するゲームクリエイターの話とあって、参加者はかたずをのんで聞きいった。ゲーム開発における喜びとは「ゲームを考えているとき、実際にゲームの開発をしているとき、そのゲームが完成したとき、そしてそのゲームをユーザーがプレイしているのを見たとき」という言葉で講演は締めくくられた。

「感性から見たビデオゲーム制作について」と題して(株)バンダイナムコゲームスの馬場哲治氏をお招きしてゲームプロゼミを開催。トップクリエイター達がどのようなことを考えてゲーム開発を行なっているのかを開発過程に沿って詳しく話していただき、日頃聞くことのできない開発現場の様子に参加者も少し興奮気味。特に、鉄拳など人気ゲームのグラフィックス制作部分の説明では食い入るようにして見つめる参加者の目に馬場氏の熱意も最高潮に。
最後に、人材採用にも携わっておられた馬場氏からバンダイナムコゲームスが求める人材についても意見が聞け、参加者からの質問も矢継ぎ早に飛び出し、活気あるゼミとなった。

セガがまだ有名になる以前、CSKからセガに移籍し、セガの成長期を影から支えつづけ、人事担当役員として数多くのクリエイターを世に送り出した人。それがセガトイズ取締役副社長の中村俊一氏。CSKへの入社、セガへの出向など、波乱万丈の個人史から始まり、遊びを創造するための考え方や今後のゲーム業界のすすむべき道、そしてそれを支える次世代のクリエイター達に求められるものなど、盛りだくさんの内容に参加者は息をする間もなく引き込まれた。そして、いつのまにか、予定の時間が過ぎていった。ゲーム業界は「創造が生命」、当たり前かもしれないが簡単じゃないこの言葉が、参加した学生の心に深く刻まれたことだろう。
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