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OICではカプコン、セガトイズ、バンダイナムコゲームスなど第一線で活躍するプロをはじめ、企業のトップや開発責任者を招き、プロゼミを実施。業界の最新情報や職種別の仕事内容、学生時代に学んでおくべきことなどをアドバイス。また業界でプロになるための心構え、通常では聞くことのできない制作秘話や裏話など貴重な話を聞く機会を提供しています。

田邊豊寿氏は(株)カプコン第7開発部のチーフプランナー。カプコンに入社する前はSNKであのキングオブファイターズの開発にチーフプランナーとして参加。シリーズ5作目までのプランニングを担当した。講演はキングオブファイターズ第1作から第5作までの開発の軌跡について詳しく、ときに裏話などを交えて進んだ。開発現場の第一線で活躍するゲームクリエイターの話とあって、参加者はかたずをのんで聞きいった。ゲーム開発における喜びとは「ゲームを考えているとき、実際にゲームの開発をしているとき、そのゲームが完成したとき、そしてそのゲームをユーザーがプレイしているのを見たとき」という言葉で講演は締めくくられた。

「感性から見たビデオゲーム制作について」と題して(株)バンダイナムコゲームスの馬場哲治氏をお招きしてゲームプロゼミを開催。トップクリエイター達がどのようなことを考えてゲーム開発を行なっているのかを開発過程に沿って詳しく話していただき、日頃聞くことのできない開発現場の様子に参加者も少し興奮気味。特に、鉄拳など人気ゲームのグラフィックス制作部分の説明では食い入るようにして見つめる参加者の目に馬場氏の熱意も最高潮に。
最後に、人材採用にも携わっておられた馬場氏からバンダイナムコゲームスが求める人材についても意見が聞け、参加者からの質問も矢継ぎ早に飛び出し、活気あるゼミとなった。

セガがまだ有名になる以前、CSKからセガに移籍し、セガの成長期を影から支えつづけ、人事担当役員として数多くのクリエイターを世に送り出した人。それがセガトイズ取締役副社長の中村俊一氏。CSKへの入社、セガへの出向など、波乱万丈の個人史から始まり、遊びを創造するための考え方や今後のゲーム業界のすすむべき道、そしてそれを支える次世代のクリエイター達に求められるものなど、盛りだくさんの内容に参加者は息をする間もなく引き込まれた。そして、いつのまにか、予定の時間が過ぎていった。ゲーム業界は「創造が生命」、当たり前かもしれないが簡単じゃないこの言葉が、参加した学生の心に深く刻まれたことだろう。
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